東東京MAP

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「書く」ことが、もっとずっと楽しくなる。

Update: 2016.03.25|Categoryかう

ノート、便箋、色紙…一枚一枚、紙の素材や質感をたしかめてみる。
普段は使わない万年筆をぎこちなくすべらせてみる。
大切なあの人への贈り物に、オリジナルノートを作ってみる。

オンラインでは叶わない、ここでしか体験できないからこそ足を運びたくなるお店カキモリ。
台東区は蔵前にある、「書く」ことに特化した文具店です。

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「万年筆を使ってるとなんだかグンと大人になった気分…」
「こんな書きやすいペンがあるなんて!」
「滑らかな書き心地が病み付きになりそう」

たかが文房具と思うなかれ、店内を探検していると新たな発見にワクワク。
たくさんの筆記具を試し書きすることができるのも楽しいのです。

鉛筆に水性・油性ペン、万年筆、商品ひとつひとつに言葉が添えられているのは、なにかしら“語れる”ところのある筆記具をスタッフさんたちが集めてきているから。

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「ノートに関しては、お店の周りで加工と調達をしているので、メイドイン蔵前・台東区です。周りにいる職人さんと問屋と協力して出来ているところは、ひとつの地産地消でしょうね。流通も明確で地域と一緒に作っているという思いがあります。そうすることで商品の値段も抑えられています」と店主の広瀬さんは言います。

「デジタル化が進めば進むほど、アナログの価値はより特別なものになっていくと思います。例えば手紙。最近は書く人がめっきり減ってきていますよね。でも、だからこそ手紙が届いたらすごく嬉しくないですか? そう考えると、手紙の価値は飛躍的に上がってきていると言えます」

手軽にLINEやメールで連絡がとれる時代だからこそ、相手のことを想いながら書く手紙は、もらったときの歓びもひとしお。「ここにいる人たちも、今誰かのことを考えながら便箋を選んでいるのかな…」と想像するだけでなんだかほっこりとした気持ちに。とはいえデジタル化もなんのその。いつも多くのお客さんで賑わうカキモリ。先日はこんな可愛いエピソードも。

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「よくお店に遊びに来てくれる小学生がいました。子供だから普段は中々買うことができなかったのですが、お正月明けにお年玉袋を握りしめ、『ノートを作りたいです』といって来てくれたんですよ。すごく嬉しかったですね。思わずタダでいいよ!と言ってしまいそうでした。(笑)

文房具っていいものなんだよ。ということを知るきっかけになってもらえれば嬉しいです。小さいうちから、良質なモノを長く使う癖をつけてくれたらいいなと思います」

良質なモノは、リピートして使いたくなるもの。
ペンがなくなったから、ペリカンでパンを買ったあと、カキモリで文房具を物色しようかな…自分のインクも作ってみたいな〜なんて。

魅力溢れるお店がある街には、いつだって足を運びたくなってしまいますよね。

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カキモリ
http://www.kakimori.com/

※現在オリジナルノートの作製には、整理券が必要。
来店前にお店のHPをご確認ください。

 

文/東山サリー

INFORMATION

カキモリ

〒111-0051

東京都台東区蔵前4丁目20−12

03-3864-3898

URL : http://www.kakimori.com/

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